資格試験


受験の思い出

30代のある日、実家の顧問税理士さんの「税理士試験は合格できたけど、日商簿記1級は難しくてどうしても合格できなかった」という一言に、それまで、専業主婦で、毎日、何かのお稽古ごとに明け暮れていたチーおばあちゃんは、何か違うなぁと、やや物足りなさを感じ始めていたので、「よ~し!そんなに難しい試験なら一丁、やってやろうじゃないの~?」と受験することにしました。

結構、負けん気が強かったのです。(笑)

 

それから、毎日平均2時間のお勉強をしました。

2時間って短く感じるけど、お盆もお正月も病気で1週間寝込んでも、それらも含めて平均2時間だから、そういう日のしわ寄せを考えると、当時は結構キツク感じました。

 

そして、1回目は何と69点で不合格!(日商の試験は70点以上で合格なのです)

人生初めての挫折というか、失敗でした。

以下に記述した試験は、後にも先にも、この日商簿記1級だけが1回目の試験で合格できませんでした。

当時は、合格率が4~6%と言われていたので、それなりに難関資格ではありました。

 

社会人向けの専門学校へ4ヶ月通って受験しましたが、先生には絶対に合格できると太鼓判を押してもらっていたので、不合格という結果になったときは、熱心にご指導くださった先生に対して、申し訳ないことになってしまったなぁと思いました。

反面、「また、この先生のもとで勉強ができる」と嬉しい気持ちにもなりました。

 

「これは、きっと、将来自分に取って必要になる資格に違いない。」

「だから、神様が、100%理解できていないチーおばあちゃんに不合格の結果をくださったんだ。」

と、妙にすがすがしい気持ちでした。

 

また、4ヶ月頑張って、2回目受験するときは、もう、何が出ても分からないことはない。

と言い切れるほどの自信を持って受験しました。

お陰で無事に合格!!

 

そして、その続きで、税理士試験の学習(簿記論と財務諸表論だけ受験)をしている最中に、ある方から、お声が掛かったのです。

ずうっと専業主婦だったチーおばあちゃんに、突然、お仕事のお話が降って来ました。

子供が高校1年と中学1年になったばかりだったので、子供が慣れない環境で、母親が働きに出て、子供の気持ちが不安定になるといけないからと、チーおばあちゃんはせっかくのお話をお断りしました。

でも、また、1学期が終わった頃に、またまた、同じ方から熱心にお誘いを受け、子供もそれぞれの学校生活に馴染んだことを確認できたので、再就職することになりました。

もちろん、子供が学校へ行っている間だけの勤務です。

 

そのお仕事がキッカケで、次々と色んな勉強をすることになりました。

仕事に関連して、その仕事上で関係する方々のお役に立てるようにと、次々と色んな試験を受けて行ったのです。 

それらのほとんどの試験に関係してくるのが「簿記」でした。

 

受験履歴で次に思い出深いのが第二種情報処理技術者試験です。

情報処理の国家試験で、午前と午後連続で受験します。

午前が一般常識っぽい問題で、英語、数学、簿記、後何だったかなぁ?から出題され、午後がプログラミングの問題です。

プログラミングは、COBOL(コボル)という言語で受験しました。

こちらも、社会人対象の専門学校へ2ケ月だったか3ケ月だったか通いました。

確か、学習期間が6ヶ月で、当然、途中から入会したので、受験はダメと言われたのですが、更に半年後と考えるのが嫌だったので、自分なりに頑張ってみました。

 

後で分かったことですが、担当の先生が、実は資格をお持ちじゃない状態で指導されていたので、講義が非常に分かりづらく、仕方なく独学状態で頑張りました。

結局、その先生は、私が合格できた回も不合格だったそうです。(^-^;

全国ネットの大手専門学校でしたが、そんなこともあるということを知っておくことは大切ですね。

 

自分でも絶対に合格はできないだろうと思っていたんだけど、ラッキーなことに、その回は午前の問題が非常に難しかったために、午後の問題が非常に簡単だったのです。

しかも、その午前の問題の内、確か3問が簿記の問題(何問か好きな問題が選択できたと思う)で、しかも、日商簿記1級を学習しているくらいの人でないと分からないような問題だったのです。殆どの人が、午前で落ちました。

実は、専門学校の解答速報の答えが間違っていて、「答えが間違っていると思いますが」と電話をしたほど、専門学校の模範解答を作る方でさえ、勘違いしてしまいそうな問題でした。

チーおばあちゃんは簿記の問題には自信がありました。

その後、その専門学校は修正後の解答を出していました。

 

25年前の受験でも、今でも記憶しているけど、企業会計原則(会計学)に関する内容でした。

午前の難問のお陰で、苦手な午後が簡単で、受けた時点で合格が確信できました。

つまり、これは、チーおばあちゃんには、将来的にさほど重要な資格じゃなかったということです。

簿記の問題さえ把握できれば自分的には良かったというような、そんな感じですね。
正直、COBOLは、全然理解できていません。(^-^;

でも、プログラミングの基礎を知っているということは、その後の自分の仕事に何かと役に立ちました。

 

本当は、システムアドミニストレーター(シスアド)のほうが、情報二種より簡単なんだけど、やはり、お仕事の関係で、受験が前後するという面白い受け方をしています。

ITパスポートは、システムアドミニストレーターの資格が無くなって、代わりに生まれた試験です。

なので、内容的には大きな差異はなかったように記憶しています。

何れも、情報処理の国家試験の登竜門のような試験ですね。

 

さて、しばらく受験生活から遠ざかっていたチーおばあちゃんが、久しぶりに何と思って農業簿記検定を受験してみようと思ったか?

やはり、これも、お仕事の関係なんですね。

ひょんなところにご縁があるものです。

 

身体と共に頭も固くなっていて大変でしたが、まあ、何とか頑張ってみました。

1級はお仕事には必要ないので、学習にもあまり力を入れていませんでしたが…。(^-^;

 

でも、農業簿記の学習って、意外と先見の明があるかもと思ったり…。(笑)

農業の第六次産業化などということが話題になったり、農業に興味を持ち始めている若者が増えたり、食生活の見直し(残留農薬などに不安を抱く)などが行われたり…。

1級は難しいなぁと、逃げ出したくなった時もありましたが、何とか試験直前の気合で理解できた気がします。

 

満点合格じゃなかったのは、チョイ癪ですが、仕方ないですね。

もう少し、早くから気合を入れるべきでした。(;^_^A

 

ただ、この資格も、今後の自分に重要な意味合いはないような気がしています。

農業簿記の勘定科目や原価計算の仕方が、ほぼ日商簿記と同じということが分かれば十分です。

(この文章は、農業簿記1週取得後に若干書き換えました。)