網羅型第5回第1問(仕訳)

こんばんは。(^^♪

風邪をひいて、土曜日から3日間寝込んでしまいました。

こんな時期だけに、「あわや!コロナ!?」とか心配しましたが、感染しそうな所へ出かけていないので、大丈夫と思い、ひたすら休養していました。

 

  1. 外貨換算
    予約をしているので、仕入時の金額と予約時の金額で換算差額を求めれば良いですね。本日の相場は、単なる引っかけです。

  2. 建物の修繕
    資本的支出収益的支出という用語も押さえておいてください。
    前者は、固定資産の価値を高めたり、耐用年数を延長するような支出なので、固定資産の科目で処理します。
    後者は、定期修繕などのような支出なので、費用の科目で処理しますね。

  3. 国庫補助金収入
    圧縮記帳も、特に問題ないですね。

  4. 合併
    通常は、純資産の額より高い額の株式を発行する問題が多いので、超過収益力を示す「のれん」で処理しますが、本問のように、純資産の額より低い額の株式を発行する場合は、「負ののれん発生益」という科目で処理します。
    「のれん」は、無形固定資産として計上し、20年以内に「のれん償却」として費用化しますが、「負ののれん発生益」は、特別利益として当期の収益に計上します。

  5. 消費税と営業外約束手形
    消費税の問題は、税込方式か税抜方式かを必ず確認しましょう。
    税抜は、たぶん、引っ掛からないですね。
    手形は、通常の営業活動(商品売買業なら売上)に伴って振り出す場合は、「支払手形」で良いですが、通常の営業外の活動(有価証券の購入や固定資産の購入等)の場合は、必ず、頭に「営業外」を忘れないようにしましょう。

 

みんチャレ内の話題について

寝込んでいる間に自己解決されているようですが、念のための整理です。

 

<勘定科目の使い分け>

未収利息:貸付金に対する利息

未収有価証券利息:満期保有目的の公社債などに対する利息

 

<満期保有目的債券の評価(償却原価法)>

発行日=取得日とは限らないので、必ず、発行日からの残期間と当期の月数で計算

 

<有価証券の科目>

たくさんあるように思えても、科目は、いつも書く5つだけ

B/Sへの記載は3つだけです。必ず、頭を整理して覚えておきましょう。

  • 売買目的有価証券→流動資産の部:有価証券
  • 満期保有目的債券その他有価証券→固定資産の部:投資有価証券
  • 子会社株式関連会社株式→固定資産の部:関係会社株式

<メモ用紙の使い方>

参考になったと書いてくださった方が何名かあり、良かったです。

これからも、できれば、3つ折り方式で解いてみてください。

 

<配当金領収証の仕訳>

お持ちの問題は、源泉税のことが触れられていないようですが、源泉税のことは考慮しなくても良いのかな?と、一応、疑問に感じるようになってください。

本来なら、次のようにすべきですね。

(借方)現金 法人税、住民税及び事業税 (貸方)受取配当金

 

2級では益金不算入にまでは踏み込まなくても良いですが、受け取った純額だけで仕訳をするなら、3級の仕訳になってしまいますね。(;^_^A

 

 

第156回の問題及び解答が届きました

TACに依頼しておいた第156回の模範解答と問題が届きました。

例によって、第1問、第4問、第5問と解いてみました。

時間は、3問で20分強、特に引っ掛かった部分はなし、でしたが、本番の特有の雰囲気の中で解くと、これが難しく感じられるのでしょうね。(;^_^A

 

第2問と第3問は、明日チャレンジしてみます。

 

 

 

 

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