網羅型第5回第1問(仕訳)

こんばんは。(^^♪

みんチャレで、偶然、お二人が第5回第1問を解いたと書かれていたので、再度、自分でも解いてみました。

前回の解説とは違えて、もう少し丁寧に書いてみます。

 

仕訳を間違えてしまうという方は、読んだだけずつ仕訳をするのがコツです。

もう一度、間違えた問題を、こちらを見ながら、同じように手を動かしてみてください。

 

 

(1)外貨換算

7/1(仕入時)仕訳メモ
仕入 1,950,000 / 買掛金 1,950,000(19,500ドル)

 

本日(8/1)為替予約時の仕訳
1ドル100→105で予約

つまり、買掛金19,500×105=2,047,500になる。
買掛金が19,500×5=97,500増えることになるり、相手科目は、「為替差損益」で処理をする。
為替差損益 97,500 / 買掛金 97,500

 

本日の相場が107になっても、105で予約しているので、関係ない。
言葉に引っ掛からないようにする。

 

 

(2)建物の修繕

「工事代金のうち、半額は小切手を振り出して支払い」で、

貸方に当座預金2,000,000

「残りは月末に支払うことにした」で、

同じく、貸方に未払金2,000,000

これで貸方は完成

「3,000,000は耐用年数を延長させる効果のある支で」で、

借方に建物3,000,000

「残額は定期修繕の範囲内であるということ」で、

借方に修繕費1,000,000

としたいが、

「修繕引当金を900,000計上している」で、

修繕引当金を取り崩すために、

借方に修繕引当金900,000、残りは、借方に修繕費100,000

 

 

 

(3)国庫補助金収入
「機械装置40,000を購入し」で、借方に機械装置40,000

「代金は当座預金から支払った」で、貸方に当座預金40,000

これで、1つの仕訳は完成

 

「機械装置について圧縮記帳(直接減額方式)」を行うということで、

借方に固定資産圧縮損10,000

国庫補助金分は直接減額するのだから、

機械装置を直接減らすために、貸方に機械装置10,000

 

 

 

(4)合併
吸収合併したということで、相手の諸資産と諸負債を、そのまま引き継ぐ。

資産が増えるので、借方に諸資産を1,000,000

負債が増えるので、貸方に諸負債を600,000

差額について、株式を発行(資本金組入は300,000)するが、時価が380,000とあるので、

貸方に資本金300,000(この額は指定がある)、残りは資本準備金80,000

差額は貸方に発生するので、貸方に負ののれん発生益20,000

差額が借方に発生する場合は、のれん(資産)

負ののれん発生益が慣れない科目かも知れませんが、貸方に発生するので、資産の科目の「のれん」ということはあり得ません。

何か適当な科目がないかなぁ?と指定科目を探すと、この科目が見つかると思います。指定科目をじっくり眺めてみましょう。

 

(5)消費税と営業外約束手形
「建物31,200,000(税抜)を購入し」で、

借方に建物31,200,000 仮払消費税3,120,000

「頭金3,172,000と消費税3,120,000を現金で支払い」で、

貸方に現金6,292,000

「残額は約束手形2,900,000を10枚振り出した」で、

貸方に営業外支払手形29,900,000

「利息については、前払利息を計上する」とあるので、

差額分を借方に前払利息1,872,000

 

 

 

 

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