こんばんは。(^^♪
製造指図書番号があったら、すぐに次のような表をメモ書きしてください。
電卓の「××」が大活躍する場面ですね。
直接材料費の行が埋まったら、1番の仕訳ができますね。
単価は、直接材料費→メモは「材」だけで良い。の横に単価もメモします。
同様に、直接労務費の行が埋まったら、2番の仕訳ができます。賃率メモ
3番の仕訳は、2番からすぐにできますが、どうせ、表は完成させる必要があるので、表内にも金額を書き込んで行きましょう。
4番の仕訳は、実際額と表の合計の差ですね。
貸借を迷うようなら、製造間接費のボックスを描いてもらうと、すぐにわかるかと思います。
5番の仕訳は、個別原価計算の特徴である、指図書ごとに完成、未完成が把握できるので、すぐに分かりますね。
404と501の合計です。
仕訳の流れは、第6回の解説で書いた
- 材料・賃金(・経費)が
- 仕掛品と製造間接費に流れ
- 製造間接費を仕掛品に配賦し(振り替える)
- 仕掛品が製品(完成分)に流れる
と、言うのと同じですね。
1つを完璧に押さえておけば、どの問題にも対応できるというのは、こういうことです。
製造原価報告書は、昨日書いたように、「仕掛品」勘定の中身と同じです。
合計までが借方で、それ以降が貸方ですね。
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