残高試算表(第12回第3問)

こんばんは。(^^♪

みんチャレ、チャレンジし過ぎていて、休日に追いつくのに必死です。(笑)

減らせば良いのに~と思うけど、減らすのが勿体なくて…。(;^_^A

 

 

今日の問題ですが、最初から応援していた方が満点だったそうで、嬉しく思っています。

 

チームの雰囲気が非常に良いので、恐縮ですが、新メンバーは募集したくないのが本音です。皆さんのペースが崩れてしまうので…。

現在のチームの皆さんは、11月の試験が終わった直後から、毎日30分ずつ(もっとかな?)毎日コツコツと努力して来られたのです。

 

チームの説明文を読まれて、入室される自信がありましたら、拒みません。

説明文を読まれて、入室されたい場合は、遠慮なくどうぞ。(*^^*)

ただし、追っかけの部分は、新たに説明は加えませんので、ブログの過去ログを読んでいただくことになります。

 

 

さて、問題の解説に入ります。

本支店会計は、今の問題は、昔の問題と比べると、かなり簡単になっているので、出たら、是非、ラッキーと思って得意な分野にしてください。

 

まず、仕訳の例ですが、私の場合は、普段と違って、このようにメモ用紙をつ折りにしてから仕訳を行います。

左が本店、右が支店の仕訳です。

 

仕訳が終わったら、他の問題同様に、集計したら線を引いて消して行きます。

本問に関係のない科目(貸借対照表科目)に関しては、他の問題同様に〇などを付して、集計漏れがないようにします。

 

本店の損益勘定と支店の損益勘定の差額が、それぞれ、「総合損益」という勘定に集められます。

 

本店が作成するので、本店分は「損益」勘定から振り替えれば良いですが、支店分は、「支店」という科目で処理を行います。

その結果が、企業全体の当期純利益になり、「繰越利益剰余金」勘定に流れることになります。

 

本店の仕訳:損益483,000/総合損益483,000

支店の仕訳:損益728,800/本  店728,800

支店としては、本店に利益部分を渡す必要があるので、

本店に債務ができたということで、貸方「本店」で処理をします。

本店から見れば、その逆で、支店に債権ができることになるので、

「支店728,800/総合損益728,800」となる訳です。

 

本問の場合も、時間が余ったら、必ず、画像のようなT勘定を作成して、資産・負債・純資産を集めたT勘定とも差額が一致するのを確認してください。

 

支店分は、損益計算書科目も貸借対照表科目もT勘定を作成します。

 

私の場合は、何度も書きますが、先ず、試算表の金額を単純に足した数値を書きます。

本店のT勘定の例:

借方:現金預金から支店までの合計5,294,000

貸方:支払手形から繰越利益剰余金までの合計4,576,000

 

後は、仕訳で〇を付したものを線で消しながら、書き込んで行きます。

「支店」勘定は、支店に対する本店の債権なので資産のように捉えてください。

「本店」勘定は、本店に対する支店の債務なので負債のように捉えてください。

 

最後に、「本店」勘定と「支店」勘定は相殺するのですが、未達取引が出題されなくなっているので、両者は一致することになり、損益計算書を作成する問題の場合は、特に気にされなくても大丈夫です。

 

貸借対照表を作成する問題なら、貸借対照表には「本店」勘定も「支店」勘定も掲載してはダメで、「本店539,200/支店539,200」のような仕訳をして、取り消しておく必要があります。

539,200=T/B449,200+(1)10,000+(2)20,000+(3)60,000です。

 

以上、全体を通して、まだ不明な箇所があったら、遠慮なく質問してください。

 

 

【質問箇所の解説】

「仕入」を間違えてしまったという方がおられましたが、昔は「内部利益」と言って、本支店間の売買でも利益を加算していたので、「支店へ売上」「本店より仕入」などという科目を使って、最後に、相殺するという感じでしたが、内部利益も未達事項も数年前から試験範囲から削除されていますので、あくまで、原価で商品が動くだけになりました。

原価ですので、使用する科目は当然「仕入」になります。

本店側は「仕入」を減らせば良いし、支店側は「仕入」を増やすことになります。

 

明日の予定

第2回第2問

有形固定資産(決算整理後残高試算表の作成2年度分)

 

 

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