日商簿記2級-工簿(直接原価計算2・本社工場会計)

商業簿記のテキストが終了して、工簿も残り僅かになって来ました。

本日は、先ずは、P.248の本試験レベル問題(8)です。

制限時間20分となっていますが、一応、5分でできました。\(^o^)/

 

解説がありますが、問1の高低点法や、問2のP/L作成ははヨシとして、

問3をいつもの図を描いて考えてみます。

 

今日の図は、こんな感じになりますね。

与えられているデータですが、問題文2行目から販売単価は400円と分かります。

問1の高低点法を解いてみると、変動費が120円/個と求まります。

同様に、問1から月間の固定費は3,500円と求まりますので、年間の固定費は42,000円です。

 

問2で当期の年間販売量が250個であったとして、とありますので、これで、図に入れる数値は全て準備できました。

これを基に、問3を考えます。

 

(1)損益分岐点売上高

収益線400Xと

費用線120X+42,000

が交わる点が損益分岐点ですから

400X=120X+42,000となり、

280X=42,000で、Xは150個と求まります。

400×150=60,000円が目的の解答です。

 

(2)安全余裕率

(基準地点の売上高100,000(400×250)-損益分岐点売上高60,000)÷基準地点の売上高1000,000

ということで、40,000÷100,000となり、

解答は40%です。

 

(3)目標売上高営業利益率が45%となる売上高

(1)の固定費に目標営業利益を加算して考えます。

280X=42,000+400X×0.45となり

280X-180X=42,000

100X=42,000

となって、Xは420個、

その際の売上高は、400×420=168,000となります。

 

こんな風に考えると、意外と早く解けるのではないでしょうか?

 

引き続き、最後の単元の本社工場会計に入ります。

基本例題45がありますが、商簿で本支店会計を学習していますので、至って簡単ですね。

仕訳だけですので、解答用紙はありません。

 

これで、無事に商簿も工簿もテキストが終了しました。

今から、問題集の予定を立ててみます。

 

 

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