簿記初級(コロナ休業と経理/昨日の解答)

こんばんは。(^^♪

GW初日だというのに、通常年のように嬉しくないですね。

昨夜も2~3時間しか眠れなかったのに、いつもの習慣で今日もお仕事をしていました。(;^_^A

長男夫婦と孫ちゃんと愛犬が、お散歩がてらお野菜を取りに来てくれて、GW突入してるんだ~!と思い直したわけで…。(笑)

 

 

先日、大企業の場合、コロナ休業でもどれくらい持ち堪えられるか?という数値を見たのですが、中小企業となると、さすがに、グッと落ちますね。

2~3日前に「コロナ終息遅れで経営危機の恐れ」というエヌエヌ生命の調査結果がグラフ化されているのがニュースで流れて来ていましたが、驚くべき数値です。

 

いつまでに終息すれば乗り切れるか?という回答が

3月末まで: 7.1%

4月末まで:20.3%

5月末まで:16.6%

6月末まで:15.5%…

ということで、6月末までの合計が59.5%と、なんと約6割!!(@_@。

給付金等で多少は延びるかと思いますが、結果的には、孫子の時代に負担を強いることになる訳で、いずれにしろ、大変なことになりました。

 

 

2021年以降でも影響ないが24.2%ということで、幸い弊社はこの中に入ります。

 

昨日も会計ソフトのデータ入力をして、試算表を眺めていたのですが、とにかく、数年前から公共料金その他の固定費を限りなく削減したので、殆ど固定費がないに近いのです。

 

厳しい事業者に追い打ちをかけるようで恐縮ですが、自分のことに照らし合わせて、「蟻とキリギリス」をイメージしてしまいました。

 

 

弊社が持ち堪えられるのは、正にコツコツと経費節減に努力して、ひたすら自分の報酬を低くして、利益が生じるように蟻さんのような生活を送って来た結果であり、利益を従業員やお客様に還元するのではなく、自分個人のために浪費しているような経営者では、仮に何ヶ月も持ち堪えられなかったとしても、日頃の怠慢経営の結果で、キリギリスじゃん!と思ってしまう訳です。

 

弊社の固定費が如何に低いか?

一例ですが、電話代は金額が低すぎて毎月ではなく2ヶ月に1回の引き落としで、それでも2ヶ月分で約3,000円なのです。

ナンバーディスプレイ不要、転送不要、FAX不要・・・

ほぼ、基本料金だけです。

今の時代、大半がメール等で事足りるので、殆ど電話は使いません。

 

ちょっと頭を使って工夫をすれば、仮に生徒さんが500名在籍されている教室でも、電話代は限りなく最低料金に抑えられるのです。

 

 

スマホの料金も、メイン端末、検証用(スタッフ分も含む)の5台で4,655円!

1台で10,000円前後のキャリアの料金を払っている方とは大違いです。

 

水道光熱費や地代家賃等も、数年前に見直しをしました。

こういう地道な経費節減が、10年、20年の積み重ねで大きいのです。

 

 

4月分の売上は通常月の5割に落ち込みました。

大半のお教室が自粛で休講にされているので、当然の結果でしょう。

5月は更に落ち込むことも考えられます。

 

 

内部留保が悪という考え方をする方もあるようですが、今まで従業員の賞与は年3回支払ってきたけど、自分の賞与は1回も取らず、従業員の退職積み立てもして来たけど、自分の退職金は当然自費で積み立てるしかなく、株主配当も自分だけが対象なので一切行わず、ひたすら内部留保をして、こういうときのために備えて来ました。

 

大変な時期ではあるけれども、経営者が今一度自社の経理にしっかり目を向ける必要があるのでは?と強く感じています。

そこそこ経理に明るい自分でも、数年前の見直しで、まだまだ節減できたので、無駄な出費はしていないか見直される良い機会でもあると思います。

 

 

弊社は、テキストの利益もギリギリにしているので、テキスト部門だけにしてからは、毎期赤字と黒字の間をウロウロ状態です。(;^_^A

それでも、仮に1年間無収入になったとしても、固定費が少ないので、今までの内部留保で何とか乗り切れるだろうという自信があるのです。

 

女性経営者で、創業から今までの27年間、身の丈以上に大きくはしなかったけど、無借金経営だったというのも幸いしていたのかも…。(#^.^#)

 

昨日の問題の解答

GWということで、今日は、昨日の解答だけで失礼します。(;^_^A

次のようになりますが、如何でしょうか?

 

語群】資産・負債・純資産・収益・費用

  • 預り金は(負債)に属する。
  • 受取利息は(収益)に属する。
  • 売掛金は(資産)に属する。
  • 給料は(費用)に属する。
  • 資本金は(純資産)に属する。
  • 純資産は(資産)から(負債)を差し引いて求める。
  • 当期純利益は(収益)から(費用)を差し引いて求める。
  • 収益)は、純資産を増加させる原因となる。