日商簿記2級(工業簿記19-7)標準原価計算2

こんばんは。(^^♪

本日は、標準原価計算(2)19-7です。

 

標準原価計算の差異分析は、材料費、労務費については、比較的分かりやすいかと思いますので、ちょうど、製造間接費の問題で良いのではないかと思います。

 

製造間接費の差異分析に苦手意識がある方もいらっしゃるようですが、先ずは上の図を描けるようにしてください。

 

流れとしては、次のような感じです。

  1. X軸とY軸を描きます。
  2. 次に、変動費と固定費を仕切る横線を描きます。
  3. Y軸から図のように、斜めの線(変動費線と固定費線)を描きます。
  4. 縦に3本の線を引き、真ん中の線は一番高い位置まで伸ばします。
  5. 縦線を引いた内側から順に、「標準」「実際」「予算」の時間を書きます。
    高校生の子は、左からヒ・ジ・キと習っているようですが、一番右は必ずしも「基準」という言葉では表現されないこともあるので、予算でも基準でも、書けるようにしてください。
  6. 「標準」の時間は、上のボックスを描いて換算投入量を求めます。
    3,500と求まったので、資料(1)の1個当たり0.5時間を掛け1,750時間です。
  7. 「実際」の時間は、資料(5)より分かります。
  8. 「予算」の時間は、資料(2)より分かります。
  9. 次に、資料(3)により、固定費の金額を拾います。
  10. 資料(3)により、変動費率が80円とあるので、変動費の傾きを書きます。
  11. 続いて、固定費の予算金額と予算の時間から、固定比率が120円と求まるので、固定費の傾きを書き込みます。
  12. 最後に、一番高い位置から変動費線とぶつかる位置までの部分に「予算差異」の「ヨ」とメモします。
  13. 同じく、変動費線と標準時間から実際時間までを結んだ線までの部分に「能率差異(変動費能率差異)」の「ノ」とメモします。
  14. 同じく、固定費線と標準時間から実際時間までを結んだ線までの部分にも、「能率差異(固定費能率差異)」の「ノ」とメモします。
  15. 同じく、固定費線と実際時間と予定時間までを結んだ線までの部分に、「操業度差異」の「ソ」とメモします。

これで、準備完了です。

後は、それぞれの部分の値を計算すれば答えが求まります。

ちなみに、数字は、必ず内側から外側、下側から上側を引きます。

 

  • 標準配賦率:80と120を足した200円/時です。
  • 製品1個当たりの製造間接費:200×0.5の100円です。
  • 製造間接費差異:標準額200×1,750-実際額395,500で(借)45,500円
  • 三分法による差異分析
     予算差異 :(80×1,820+240,000)-395,500=(借)9,900円
     能率差異 :200×(1,750-1,820)=(借)14,000円
     操業度差異:120×(1,820-2,000)=(借)21,600円
     念のために確認すると、9,900+14,000+21,600=45,500で正しいです。
  • 四分法による差異分析
     予算差異  :(80×1,820+240,000)-395,500=(借)9,900円
     変動能率差異:80×(1,750-1,820)=(借)5,600円
     固定能率差異:120×(1,750-1,820)=(借)8,400円
     操業度差異 :120×(1,820-2,000)=(借)21,600円

となります。

(借)の部分は、借方差異(不利差異→標準より実際のほうが高かった)を示しますが、問題の指示をよく読んで指示に従ってください。

 

借方とか貸方と書いたり、

何れかに〇を付したり、

何れかを線で消したり、

有利とか不利と書いたり、

有利差異とか不利差異と書いたり、

+や-を書いたり、

その時々で指示内容が異なります。

 

せっかく計算が正しくできても、こういう些末(さまつ→小さなこと)な部分で点を落とさないようにしましょう!

 

上の図がスラスラ描けるようになって、是非、標準原価計算も得意分野にしてくださいね。(^_-)-☆

自分で手を動かすことが大切ですよ。

 

ちなみに、予算差異は意味が分かるとして、能率差異とか操業度差異って何?と思われる方へ、ごく簡単にご説明をさせていただきます。

 

能率差異は、同じ個数を製造するのに、標準時間が1,750時間のはずだったところ、実際時間が1,820時間掛かってしまったということで、能率が悪かったことによる差異になります。

「能率が悪いな~」とか言いますよね?

 

操業度差異は、予定では2,000時間稼働するはずだったけど、実際には、1,820時間しか稼働できなかったということで、操業度(機械等の稼働時間)の差によるものを示します。

 

土日は、追い上げ日です。

試験日までカウントダウンをすると、残り5週間です。 

悔いのないように、頑張りましょう。\(^o^)/

 

「もう、ダメかも~!」と諦めかけている方があったら、私は2ヶ月で日商簿記2級の学習をして、1回で合格できました。

ここまで頑張ってきて、後5週間もあるのですから、大丈夫ですよ。

諦めたら、それで終わりですから、最後まで頑張りましょう!

 

 

 

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